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張俊彦氏、考試院長候補を辞退


ニュース 政治 作成日:2008年7月7日_記事番号:T00008623

張俊彦氏、考試院長候補を辞退

 
 馬英九総統が考試院長に指名していた張俊彦・前交通大学学長は6日、候補からの辞退を表明した。張氏は4日に自殺とみられる水死体で発見された宝来金融集団(ポラリス・フィナンシャル・グループ)の白文正総裁との不明朗な関係が指摘されていた。7日付蘋果日報が伝えた。

 張氏は「プレッシャーを背負うのが嫌なわけではなく、人間の性格を変えてしまうメディアや政治、そして親友を失った悲しみから決断を下した」と理由を説明した。

 白総裁の死亡に関しては、「醜悪な政治と少数のメディアによる世論操作が、台湾に奇跡をもたらした英雄の前途を絶った」と指摘し、個人の名誉と社会正義のために辞退を決めたことを明らかにした。

 総統府は張氏の候補辞退を受け入れ、9月に代替人選を再指名する方針を明らかにした。