ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年10月8日_記事番号:T00086231
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は7日、中国税関が最近、原産地表示に関する検査を強化しており、通関書類の「Made in Taiwan(メード・イン・台湾)」という表記に「China(中国)」という文字を加えるよう求められるケースが増えていることを明らかにした。8日付工商時報が伝えた。
柯理事長によると、中国の業界団体、中国機械工業聯合会(CMIF)を通じて確認した結果、中国側は「規定は変わっていない」と説明したということで、中台関係悪化を理由に、中国側が規定を厳格に適用しているとみられる。
機械業者によると、中国税関が「China」という表記を厳格に要求するようになったのは9月20日からで、書類が規定を満たさない場合、機械やその部品の通関が認められていないという。
台湾の経済部国際貿易局(国貿局)は、伝聞の段階で、実際に通関が妨げられたケースは聞いていないが、問題に遭遇した場合は速やかに通報してほしいと呼び掛けた。
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