飲食店の宅配代行サービス（フードデリバリーサービス）大手、Uber Eats（ウーバーイーツ）の李佳頴台湾区総経理は７日、生鮮食材と日用品の配達サービスへの参入を表明した。生鮮食材の配達サービスは遠東集団（ファーイースタン・グループ）傘下の高級スーパーマーケット「シティースーパー」との提携で、10月末より開始の予定だ。８日付経済日報が報じた。
ウーバーイーツは９月末、全家便利商店（台湾ファミリーマート）と提携し、台北市と新北市を対象にファミマの商品約100種類のデリバリーサービスを開始。小売業との提携として、シティースーパーがこれに続く形となった。李総経理は、急ぎで注文したい、重い商品を持ちたくない、高級食材を自分で調理したいといった需要に応えるため、両社との提携を決めたと語った。
またウーバーイーツは同日、フードデリバリーサービスの提供エリアに▽雲林▽苗栗▽屏東▽宜蘭▽花蓮──を加えると発表。これにより消費者は、台湾全土15県市の9,000店近い飲食店のメニューを注文できるようになった。
