ニュース 政治 作成日:2019年10月8日_記事番号:T00086245
蘋果日報が毎週実施している総統選世論調査で、民進党の蔡英文総統が41.1%の支持を集め、国民党の韓国瑜高雄市長の27.7%に13.4ポイントの大差をつけ、リードを調査開始以来の最大にまで広げた。韓氏は蔡氏を10週連続で下回り、さらに6週連続で10ポイント以上の差をつけられた。また、支持候補を答えなかった人は31.1%でこれまでで最も多く、情勢を見守る有権者も多いことを示した格好だ。8日付同紙が伝えた。
年齢別では20~29歳の有権者で蔡氏の支持率が前回調査よりも14ポイント上昇し、53%に達したのに対し、韓氏は22.8%にとどまった。40~49歳の層でも韓氏は支持率を8ポイント以上落とした。
韓氏の支持低迷について、台湾大学政治学系の張佑宗教授は「政権運営能力が疑われており、人々が納得する政権スタッフを示す必要がある。韓氏は国政顧問団を結成したが、選挙情勢の挽回には至っていない」と分析。台湾師範大東亜研究所の曲兆祥教授は「既に国民党の従来の固定支持を割り込んでおり、ある程度国民党の危機と言える」と指摘した。
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