ニュース 電子 作成日:2019年10月9日_記事番号:T00086255
DRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が8日発表した第3四半期純利益は、前期比19.8%減、前年同期比82.9%減の22億500万台湾元(約76億6,000万円)で、過去3年で最低となった。DRAMの平均販売価格(ASP)が12~13%下落し、粗利益率が28%へと前期比6.9ポイント下落した影響を受けた。9日付経済日報が報じた。
李総経理は、DRAM価格が6四半期連続下落する中、利益確保は容易でないと述べた(8日=中央社)
南亜科技の第3四半期連結売上高は147億9,900万元で、前期比19%増加した。パソコン、スマートフォンなどの消費者向け電子機器やサーバー向けの需要増でビット換算出荷量が35%増加したためだ。
南亜科技の李培瑛総経理は、第4四半期のDRAM価格の変動は小さくなり、ビット換算出荷量は前期比横ばいか小幅な減少になると予想した。
李総経理はさらに、DRAM大手各社の在庫水準は健全な状態を回復しており、来年の設備投資も減少するため、DRAM価格は早ければ来年第1四半期にも上昇に転じ、市況は好転するとの見通しを示した。
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