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台プラ4社、Q3本業利益22%減


ニュース 石油・化学 作成日:2019年10月9日_記事番号:T00086261

台プラ4社、Q3本業利益22%減

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)が8日発表した主要4社の第3四半期の本業純利益は181億9,500万台湾元(約632億円)で、前期比22.7%減だった。米中貿易戦争による石化製品の下落や、一部工場の年次点検が影響した。ただ、利息収入や、フォルモサ・プラスチックスUSA(FPC USA)や南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)など子会社の好業績によって、4社の同期純利益は488億4,800万元で前期比62.7%の増益となった。それでも前年同期の純利益が過去最高だったことから、前年同期比では36.5%の減益となった。9日付工商時報が報じた。

 第1~3四半期の累計純利益は1,098億1,900万元で前年同期比46.9%減。

 各社の第3四半期純利益は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、156億7,700万元(前期比51.4%増、前年同期比14.1%減)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)、80億1,700万元(前期比36.9%増、前年同期比56.1%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、127億1,000万元(前期比119.4%増、前年同期比35.6%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、124億4,400万元(前期比55.1%増、前年同期比40%減)──で、全て前期比増益、前年同期比減益となった。