ニュース 運輸 作成日:2019年10月9日_記事番号:T00086270
死者6人を出した南方澳跨港大橋(宜蘭県蘇澳鎮)の崩落事故で各地の橋梁(きょうりょう)の安全性に懸念が出る中、黄玉霖交通部次長は8日、直ちに修繕を必要とする橋梁は103基に上ると明らかにした。9日開催する地方政府関係者との会議で具体的な状況を確認後、問題の橋梁の修繕の早期着手を求める方針だ。9日付聯合報が報じた。
黄次長は、U4レベルの橋梁がいずれも非常に危険な状態というわけではないと説明した(8日=中央社)
台湾全土に橋梁は2万1,000基あり、各地方政府が2年ごとに検査を行っている。検査結果は交通部のシステムに登録され、「直ちに修繕が必要」の「U4」レベルに分類された橋梁123基のうち103基の修繕が未完了だ。
交通部は、103基のうち、実際には修繕中あるいは修繕が完了しているがシステムに反映されていないものも含まれているため、9日の会議で確認後、正確なリストを公表すると説明した。
黄次長は、橋梁の修繕は各地方政府の責任だが、経費がネックになっている場合は中央が支援すると表明した。
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