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中信金、8.4万株の金庫株を実施


ニュース 金融 作成日:2008年7月7日_記事番号:T00008628

中信金、8.4万株の金庫株を実施

 
 中国信託金融控股(中信金)は4日、株価の大幅な下落を受けて、7日から9月6日まで1株当たりの株価22~26台湾元の範囲で8万4,000株の金庫株を実施すると発表した。株価が22元を下回った場合も継続するとしている。今回の台湾株式市場の下落局面で、金庫株を実施する金融持ち株会社は同社が初めて。5日付工商時報が報じた。

 金庫株の資金は、1株26元で計算した場合、21億8,400万元(76億6,000万円)となり、発行済み株式の1%を買い戻す計算だ。買い戻した株式は、3年以内に1回、または数回に分けて、従業員の春節(旧正月)ボーナスとして分配する計画だ。

 中信金は先週不渡りで操業を停止したパソコンフレームの仕欽科技(エバースキル・テクノロジー)の最大債権行で、焦げ付きへの懸念から同社の株価は6月19日の29.3元から7月4日の23.7元まで下落した。