ニュース 石油・化学 作成日:2019年10月14日_記事番号:T00086300
台湾中油(CPC、中油)は、製油所の蒸留塔底部にたまる塔底残油を利用した電動バイク向け蓄電用炭素材料、3C(コンピューター、通信、家電)製品向け精製歴青などの高付加価値製品の開発に成功した。12日付工商時報が報じた。
このうち電動バイク向け蓄電用炭素材料はバッテリーの急速充電と長寿命を実現し、安全性が高いのも特長だ。
精製歴青からは3C製品に使用される高電気容量の人工グラファイト材料を生産でき、3C製品の付加価値を高めることができる。
CPCは、塔底残油は顧客に原料として供給してきた他、燃焼用に使用してきたが、燃焼設備からの排出ガスに対する規制が厳しくなる中、塔底残油の活用が重要な課題になっていたと説明した。
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