ニュース 政治 作成日:2019年10月14日_記事番号:T00086308
蔡英文総統は14日午前の記者会見で、11月16、17の両日、チリのサンティアゴで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に、台湾から台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏を昨年に続いて派遣すると発表した。中央社電が伝えた。
張氏(左)夫妻と記念撮影をした蔡総統(中)は、地域の経済統合に参画する台湾の決意を示す任務の、円満な遂行を期待すると語った(14日=中央社)
張氏は陳水扁政権下の2006年(ベトナム・ハノイ)と蔡英文政権下の18年(パプアニューギニア)のAPEC首脳会議に出席した経緯があり、今回が3回目の出席となる。今年も中台関係が緊張する中で、政治色が薄い経済界の重鎮が派遣される形となった。
蔡総統は張氏の派遣理由について、「世界の産業界で高い地位にあり、台湾の科学産業の発展にも独自の見解を持ち、台湾と各国首脳が域内の経済貿易、デジタル経済について対話を行う上で最適の人選だ」と述べた。
張氏は「今回の会議出席で、各国の首脳とデジタル経済がもたらす貢献をいかに生かしていくか、問題をいかに解決していくのかについて話し合う機会を持ちたい」とあいさつした。
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