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裕隆汽車の受託生産、仏の物流用電動車も


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年10月16日_記事番号:T00086342

裕隆汽車の受託生産、仏の物流用電動車も

 自動車大手、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)は15日、仏スタートアップ、Muses(ミューズ)の物流用電動車両「Mooville」を受託生産すると発表した。欧州連合(EU)での販売は、ミューズが属する仏Biroグループのエレクトラモビリスが担い、2021年には日産30台、年間輸出台数3,000台を見込む。16日付工商時報が報じた。

/date/2019/10/16/03car4_2.jpg裕隆汽車が受託生産する「Mooville」は貨物運送のために開発された電動モデルだ(同社リリースより)

 裕隆汽車傘下の投資会社とエレクトラモビリスが合弁会社を設立する。出資比率は投資会社が60%、エレクトラモビリスが40%。来年第1四半期より少量の組み立てを開始し、来年第3四半期より欧米へ輸出する。

/date/2019/10/16/03car1_2.jpg裕隆汽車はエレクトラモビリスとの合弁により、電動車両の海外市場展開に期待を寄せる(同社リリースより)

 裕隆汽車の姚振祥総経理は、インターネット通信販売の普及に加え、パリ市が25年よりディーゼル車の乗り入れ禁止、30年よりガソリン車の乗り入れ禁止を決めるなど、欧州で物流用電動車両の需要が見込めると語った。