ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

バイテク産業への投資、昨年は23%成長


ニュース その他製造 作成日:2008年7月7日_記事番号:T00008636

バイテク産業への投資、昨年は23%成長


 行政院経済建設委員会(経建会)は5日、昨年の域内バイオテクノロジー産業における投資額が過去最高の270億台湾元(約947億円)となり、前年比23%増と大幅に成長したと明らかにした。産業高度化促進条例(促産条例)は2009年末に期限切れを迎えるが、「生技新薬産業発展條例」の特別優遇措置の下、バイテク産業は唯一、減税措置を受けられることが決まっており(21年まで)、同産業への投資熱は今後さらに高まるとみられる。6日付工商時報が報じた。

 経済部工業局の統計によると今年3月の「生技新薬産業発展條例」細則の公告後4カ月の間に既に30社以上の企業が、人体向けまたは動植物向けバイオ新薬企業として登録を申請している。

 経建会によると、新興バイテク業、製薬、医療機材のバイテク3大領域において、昨年の時点で域内市場に上場および店頭公開している企業は35社、生産額は1,912億元となった。これは00年と比べると企業数で9倍、生産額で2倍成長したことになる。

 経建会はまた、来年の同産業の生産額を年成長率7~10%増の2,100億元、10種類以上のバイオ新薬が発売されるとみられる15年には2,250億元に達すると予測している。