ニュース 電子 作成日:2019年10月17日_記事番号:T00086366
国家通訊伝播委員会(NCC)は16日、第5世代移動通信(5G)規格の周波数帯入札を加速させるため、入札ルールを一部見直すことを決めた。17日付工商時報が伝えた。
従来の入札方法では、通信キャリアが小分けされた周波数ブロックごとに価格を提示していたが、今回からは通信キャリアが必要とする周波数幅を先に申し出た上で、せり上げ入札を行う方式を取る。過去に採用していた「同時複数ラウンドせり上げ入札(SMRA)」方式を改良した制度だ。
例えば、3.5ギガヘルツ(GHz)帯は27のブロックに分かれているが、仮に入札に参加する5社が取得を希望するブロックの数が合計で30だった場合、各社が取得を希望する周波数ブロックの数が27を下回るまでせり上げ入札を行う。NCCは24日に説明会を実施する。
業界関係者は28GHz帯の場合、第1ラウンドで落札が決まる可能性が高く、人気が高い3.5GHz帯の入札も期間の大幅な短縮が見込まれると指摘した。順調に行けば、年内に入札が完了する可能性もある。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722