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正新、「台湾回帰投資」を取りやめ


ニュース その他製造 作成日:2008年7月7日_記事番号:T00008637

正新、「台湾回帰投資」を取りやめ

 
 タイヤ大手の正新橡膠工業の呉軒妙副総経理は4日、「台湾での工場拡張や新工場設置の計画はない」と語り、先日経済部工業局が明らかにした「台湾回帰投資」の計画を否定した。5日付経済日報が報じた。

 呉副総経理はこれについて、「確かに一度は台湾で新工場の建設を検討したが、工業局が紹介してくれた物件を含め、適切な用地が見つからなかった」と述べて、計画を断念したことを明らかにした。

 呉副総経理はまた、今後2年は中国、タイ、ベトナムの計5工場の設備拡大に注力し、5工場のタイヤの日産能力を現在の7万7,800本から14万5,500本に倍増させるという考えを示した。2009年末までの設備投資支出は2億5,000万~3億米ドルを予定している。