ニュース 運輸 作成日:2019年10月17日_記事番号:T00086377
中国人の訪台旅行減少を受け、中台間の航空便は週642便と2015年と比べ7.89%減少した。10月の旅客は10~20%減が見込まれ、27日からの冬季ダイヤでさらなる減便が予想される。17日付工商時報が報じた。
週642便の内訳は、台湾の航空会社が264便、中国が378便。一部は小型機に切り替えられた。中台路線はかつてドル箱路線で、上海は粗利益率が約30%だったが、今や約20%まで低下した。
中華航空(チャイナエアライン)は、北京、上海、広州、深圳などに就航しており、ビジネス客に支えられ、第4四半期も利益が出る見込みだ。ただ、同社と子会社の華信航空(マンダリン航空)は、冬季ダイヤで南京、青島など7路線を減便するようだ。
一方、遠東航空(ファーイースタン航空)は、中国の大都市に就航しておらず、中台路線が赤字に陥った。桃園~石家荘(河北省)、高雄~太原(山西省)線を運休、松山~太原線を1便に減便した。業界関係者は、週3便なければ経済効果はないと指摘した。
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