ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

産官連携AIクラウド、正式供用を開始


ニュース 電子 作成日:2019年10月18日_記事番号:T00086391

産官連携AIクラウド、正式供用を開始

 国家実験研究院(国研院)国家高速網路計算センター(国網中心、NCHC)が広達電脳(クアンタ・コンピューター)、華碩電脳(ASUS)、台湾大哥大(台湾モバイル)と共同で構築した人工知能(AI)クラウドプラットフォーム「台湾AI雲(台湾コンピューティングクラウド、TWCC)」が今月、正式に供用を開始した。18日付工商時報が報じた。

 NCHCによると、10月から1GPU時間当たり82台湾元(約290円)と業界より15%安い料金で正式に供用を開始し、産学界のプロジェクト7~10件で継続利用されているという。

 「台湾AI雲」は5月に試験供用を開始後、産学連携、企業のプロジェクト150件以上で利用され、実行時間は800万GPU時間に上った。試験供用期間に▽博遠智能科技(Bovia)のAIモデルの訓練時間が9割短縮▽台北栄民総医院(タイペイ・ベテランズ・ジェネラル・ホスピタル)の医療画像の処理時間が6分の1に短縮▽雲象科技(aetherAI)のディープラーニング(深層学習)の効率が約500倍向上──といった成果がみられた。