コンビニエンスストア大手、萊爾富（ハイライフ）は、入れたてコーヒーブランド「ハイカフェ」で、グアテマラの単一農園の豆を使用したシングルオリジンのカフェラテを11月５日までの期間限定で販売している。価格はＭサイズが１杯45台湾元（約160円）、Ｌサイズが55元。18日付工商時報などが報じた。
ハイライフのシングルオリジンラテ。コンビニ大手が相次いで品質にこだわった入れたてコーヒーを強化している（ハイライフフェイスブックより）
ハイライフは今年２月に同じくグアテマラの単一農園の豆を使用したアメリカンコーヒーを発売。ただ、同社の入れたてコーヒーはカフェラテの販売割合が６割とアメリカンコーヒーの２倍に達しているため、今回はシングルオリジンのカフェラテを発売した。同社はコーヒー豆の選定・焙煎（ばいせん）でコーヒーチェーン店「伯朗咖啡館（ミスターブラウン・コーヒー）」と提携している。
ハイライフの昨年の入れたてコーヒー販売量は前年比１割以上増加した。今年はシングルオリジンコーヒーや、アプリを通じて入れたてコーヒーを事前に割安価格でまとめ買いし、飲みたい時に好きな店舗で１杯単位で受け取れるサービスが貢献し、販売量が前年比２割増加する見通しだ。
