ニュース 電子 作成日:2019年10月21日_記事番号:T00086416
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のウィッツビュー・テクノロジーは、2020年の大型パネルの世界市場(生産能力ベース)は、今年初めて首位に立った中国が、シェアを前年比7.1ポイント伸ばして49.4%を占める一方、韓国と台湾は共に23.4%に減少し、2位を分け合うとの予測を示した。21日付工商時報が報じた。
韓国は今年の予測29.3%から5.9ポイントの大幅減少となる見通し。サムスンディスプレイ(SDC)が今年、第8.5世代ライン1本を閉鎖したのに続き、来年さらに1本を閉鎖するとみられる。また、LGディスプレイ(LGD)は、第4四半期に第7.5世代と第8.5世代の一部の生産ラインを閉鎖する上、来年には生産能力を半減させると予想される。
これに伴いサムスンは、テレビ用パネルの海外調達を増やし、友達光電(AUO)からはハイエンドパネルを購入拡大、鴻海精密工業傘下の群創光電(イノラックス)とも取引を始めることが予想される。台湾勢の来年のシェア減少幅は1.4ポイントと、韓国を下回るとみている。
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