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サムスンの指紋認証に問題、台湾サプライヤーに影響懸念


ニュース 電子 作成日:2019年10月21日_記事番号:T00086419

サムスンの指紋認証に問題、台湾サプライヤーに影響懸念

 サムスン電子の今年のスマートフォン旗艦機種「ギャラクシーS10」と「ギャラクシーノート10」シリーズに、ディスプレイ保護フィルムが貼ってある場合、ユーザー以外でも指紋認証によるロック解除が可能になってしまう問題が発覚した。両シリーズの販売に影響し、▽業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)▽嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)▽双鴻科技(オーラス・テクノロジー)──など台湾サプライヤーの出荷減少が懸念されている。21日付経済日報が報じた。

 両シリーズは超音波式ディスプレイ埋め込み型指紋認証を搭載し、米クアルコムが関連の半導体チップ、GISがモジュール、嘉聯益がフレキシブルプリント基板(FPC)を供給している。

 サムスンは問題の原因について説明しておらず、近くリリースするソフトウエア更新プログラムを適用するまで保護フィルムを使用しないよう呼び掛けている。