ニュース 石油・化学 作成日:2019年10月21日_記事番号:T00086421
21日付工商時報によると、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)が米テキサス州のポイントコンフォート工場で、ポリ塩化ビニル(PVC)の一貫生産設備を増設するようだ。投資額は30億米ドル。林健男董事長は、検討段階とコメントした。
同紙によると、台塑は新たに▽PVC、80万トン▽塩化ビニルモノマー(VCM)、80万トン▽水酸化ナトリウム、56万トン──を増産する計画だ。現在のポイントコンフォート工場での生産量はそれぞれ、▽PVC、146万トン▽VCM、143万トン▽水酸化ナトリウム、106万トン──。
台塑集団(台湾プラスチックグループ)は今後5年で、全世界のPVC需要が905万トン増えるのに対し、生産能力はわずか516万トンの拡大にとどまると予測。水酸化ナトリウムも1,024万トンの需要増に対し、生産能力拡大は404万トンで、いずれも供給不足が続くと見込んでいる。
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