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キングシップホテル高雄、来年1月レストラン事業終了


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年10月21日_記事番号:T00086427

キングシップホテル高雄、来年1月レストラン事業終了

 高雄市のホテル、高雄漢王洲際飯店(キングシップホテル高雄インターコンチネンタル)の林富男総裁は19日、来年1月18日でレストラン事業を終了し、次期総統が就任する来年5月20日以降に事業を再開するか検討すると明らかにした。20日付中国時報が報じた。

/date/2019/10/21/11hotel_2.jpgキングシップホテル高雄は今年7月に創業40周年を迎えた(19日=中央社)

 林総裁は、一例一休(週休2日制)の導入で人件費が増加した他、年金改革によって消費が落ち込んだ影響で結婚披露宴での利用が減少したため、レストラン事業は毎月80万台湾元(約284万円)以上の赤字が出ていると説明した。

 林総裁は、客室数197室の宿泊事業は続けると表明した。ただ、韓国瑜高雄市長の就任効果で今年上半期の客室稼働率は良かったが、中国政府による台湾旅行制限で中国人客の利用割合が以前の5割から1割に低下し、客室稼働率が20%低下したと苦境を語った。

 高雄市政府観光局の邱俊龍代理局長によると、同ホテルの客室稼働率は2017年は30%以上、18年は40%以上、今年上半期は55%まで上昇していた。