ニュース 運輸 作成日:2019年10月21日_記事番号:T00086431
桃園国際空港の第3ターミナルの建設に向けた入札が3回も不調に終わったことから、運営会社の桃園国際機場公司の王明徳董事長は18日、当初波形の形状となる予定だった屋根のデザインを平らな屋根に変更することを決め、交通部の同意も得たことを明らかにした。19日付自由時報が報じた。
今回の見直しではまた、ガラス製の天窓の設置が取りやめられた他、ガラス壁の厚さなども変更された。王董事長は「自然光を多く取り入れられるようになる」などと説明したが、専門家は、同社が予算内で建設することが不可能な設計を描いていたと批判した。同社は11月中旬にも完成予想図を公表する予定だ。
設計変更により、入札価格は低下が見込まれるが、総予算は782億台湾元(約2,780億円)に据え置く。同社は24日に4件の入札の予算配分について、交通部と協議を行うことにしている。
また、利用客の増加に対応し、第2ターミナルの混雑緩和を図るため、第3ターミナルは搭乗口の北側半分の工事を独立して発注し、2021年までに供用を開始したい構えだ。第3ターミナル全体の完成目標は23年のままとした。
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