ニュース 商業・サービス 作成日:2019年10月21日_記事番号:T00086432
台北市政府労働局は18日、飲食店の宅配代行サービス(フードデリバリーサービス)大手、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員が13日夜、配達中に交通事故で死亡した事故について、実質的な雇用主であるにもかかわらず、職業安全衛生法に基づく事故発生後8時間以内の労働検査機関への通報義務を怠ったとして、同社に30万台湾元(約106万円)の罰金処分を下した。19日付工商時報が報じた。
同市労働局職業安全衛生科の康水順科長は、同社は当日夜に事故についてメディアに説明を行っており、事故を把握していたのは明らかと指摘した。労働局は、同社は台湾に会社登記がなく、易得汽車貨運(台北市)や香港の比錫茲と提携覚書(MOU)や委託契約を結び、易得汽車がプラットフォーム上で配達員と契約を結んでいるが、契約内容はウーバーイーツが提供し、配達員への報酬もウーバーイーツから直接支払われていることから、ウーバーイーツが実質的な雇用主と認定したと説明した。
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