Gogoro台北でレンタル、競争激化


ニュース 自動車・二輪車 2019年10月22日

Gogoro台北でレンタル、競争激化

記事番号:T00086440

 電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は21日、電動バイク乗り捨て型レンタルサービス「GoShare」を台北市でも開始した。当初3日間で1,000台を投入し、年末までに3,000台へと拡大する。台北市で先行する同業の和泰汽車グループ傘下の「iRent」や威摩科技(WeMo Scooter)との競争激化が見込まれる。22日付工商時報などが報じた。

/date/2019/10/22/00gogoro_2.jpgGoShareのサービス拡大が、Gogoro​の販売増に結び付くことも期待される(同サービスフェイスブックより)

 GoShareは、8月末に桃園市でサービスを開始して以来、10万人がユーザー登録し、1日当たりの利用回数が最大延べ1万回に上った。利用者の73%が短距離移動に使用したことから、台北市での展開車種は小型電動バイク「Gogoro VIVA」(ガソリン車の排気量50cc以下クラスに相当)へと、桃園市のGogoro2(125cc相当)から変更した。VIVAは車体が80キログラムとGogoro2の120キロよりも軽く、女性でも扱いやすくなるため利用者層の拡大が期待できる。

 利用の際は、専用のスマートフォンアプリから予約、返却の手続きを行う。23日まで、最初の15分の利用料金が無料となるキャンペーンを実施する。15分以降は1分当たり2.5台湾元(約9円)。

 同サービスについて姜家煒GoShare新事業総監は、Gogoroの電池交換ステーションは台湾全土で1,480カ所以上に上るため、充電タイプの電動バイクを使用する同業他社よりも有利と説明した。

 同サービスの急速な拡大により、電池交換需要が増え、Gogoroユーザーの利便性が損なわれるのではないかとの懸念に対しては、利用の少ない時間帯・電池交換ステーションへの誘導施策で平準化を図っており、問題は発生しないと強調した。また、同サービスの普及により、長期的には消費者のバイク所有台数が減少し、駐輪スペースの混雑解消にもつながると強調した。

iRent、6直轄市に拡大へ

 一方、iRentは台北市、新北市、台南市で、光陽工業(KYMCO、キムコ)の電動バイク「Many110 EV」のレンタルサービスを展開している。来週桃園市にも進出、500台を投入する他、台北市と新北市での車両台数を11月中旬に2,000台へと、現在の2倍に拡大する。年末には台中市と高雄市にも展開して6直轄市を網羅する。

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 台北市と新北市で展開するWeMoは21日、高雄市に進出した。これに合わせて、年内の利用料金を1カ月当たり99元とする優待キャンペーンを実施する。使用車種はKYMCOの「Candy 3.0」。

【表】