ニュース 電子 作成日:2019年10月22日_記事番号:T00086444
パナソニックは21日、台風19号(アジア名・ハギビス)による阿武隈川の氾濫で稼働を停止した福島県の郡山工場について、2カ月以内の復旧を目指すと発表した。同工場はプリント基板(PCB)用銅張積層板(CCL)を生産しており、市場では台湾の聯茂電子(アイテック)がハイエンドCCLの転注を得る可能性があるとの見方が出ている。22日付経済日報が報じた。
観測に対しアイテックは、基地局、サーバー、ストレージなど末端製品分野向けを開拓しているところであり、ハイエンドCCLは積極的に供給拡大を図りたいとコメント、受注獲得に意欲を示した。
CCL市場でパナソニックは4位でシェア約8%。アイテックは約6%だ。両社はハイエンドからミドルエンド製品で重複度が比較的高い。アイテックは先日、サーバーや第5世代移動通信(5G)関連製品向けに中国江西省での生産拡大を決定している。
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