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華宝の上半期売上高、前年同期比33.5%マイナス


ニュース 電子 作成日:2008年7月7日_記事番号:T00008645

華宝の上半期売上高、前年同期比33.5%マイナス


 携帯電話受託製造の華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)の上半期売上高は、264億9,700万台湾元(約926億600万円)で前年同期比33.5%の減少となった。6月の売上高は、25億600万元で前月比10.08%増加しているものの、前年同月比では10.05%減少した。7日付経済日報が報じた。

 同社は先ごろ、今年通年の出荷台数目標を6,000万台から4,800万台に下方修正した。しかし、上半期の累計出荷台数は約2,010万台で、下方修正後の目標の41.9%にしか達しておらず、目標達成には下半期2,790万台以上の出荷が必要だ。

 証券会社によると、6月は最近受注したノキアのCDMA機種3タイプのうち1タイプで中旬から出荷が始まったことが業績の小幅回復に貢献したとみられる。ただ、下半期の出荷目標達成には、顧客のモトローラの業績不振脱出および、ノキアからの追加受注を獲得できるかどうかが鍵を握るとみられる。