ニュース 商業・サービス 作成日:2019年10月22日_記事番号:T00086455
行政院環境保護署(環保署)は21日、インターネット通信販売業者12社を集め、包装材の使用削減を呼び掛けた。各社が呼応していることから、1年目で1,700トンの削減が見込まれている。22日付聯合報が伝えた。
ネット通販業界による出荷は年間4,200万件に上る(環保署リリースより)
台湾のネット通販業界では年間で8,000万個の包装箱が使用されているとされる。環保署は先ごろ、包装材の削減に業界の自発的な取り組みを求める減量ガイドラインを示していた。
現時点で法的拘束力はないが、張子敬環保署長は「必要があれば法制化の可能性を排除しない」と述べ、減量への協力を得られない内外の通販業者に法的規制を加えることもあり得るとの認識を示した。その上で、消費者には「ネット通販包装減量標章」を取得した通販業者を利用するよう呼び掛けた。
これまでに包装減量標章を取得した業者は▽PCホーム線上購物▽PCホーム商店街▽蝦皮24h(ショッピー)▽momo購物網▽Yahoo奇摩購物中心▽Yahoo奇摩超級商城▽博客来▽生活市集▽神脳生活▽台塑購物網▽イケア▽台糖易購網──の12社。
PCホーム線上購物は今年、31種類のサイズのエコ紙製ボックスを導入するなどして、2022年までに124万トンの温室効果ガス排出量削減を目指すと説明。Yahoo奇摩購物中心はビニールテープや充塡(じゅうてん)材の使用削減に取り組むとした。紙製ボックスは既に100%リサイクル可能なものに移行している。
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