ニュース 電子 作成日:2019年10月23日_記事番号:T00086464
外電の報道によると、アップルが来年下半期に発売するとみられるスマートフォン「iPhone12(仮称)」シリーズ用プロセッサー「A14」は、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が5ナノメートル製造プロセスで試験生産し、9月末にサンプルを送付したもようだ。23日付工商時報などが報じた。
業界予測によると、A14はトランジスタ100億個以上を搭載し、クロック周波数は3ギガヘルツ(GHz)へと、現在最新のA13の85億個、2.9GHzより向上する。中央演算処理装置(CPU)やグラフィックスプロセッサー(GPU)もコア数が増え、人工知能(AI)による演算機能が強化される。
TSMCは、5ナノプロセス試験生産の歩留まり率が良好で、来年3月にも量産を開始するとされる。5ナノプロセスは、アップル以外に▽海思半導体(ハイシリコン)▽クアルコム▽ブロードコム▽アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)▽ザイリンクス▽聯発科技(メディアテック)──などが採用するとみられる。
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