ニュース 電子 作成日:2019年10月23日_記事番号:T00086467
半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー、PTI)は、顧客需要の高まりを受け、2020年の設備投資額を140億~150億台湾元(約500億~530億円)に引き上げる見通しだ。23日付経済日報が報じた。
蔡篤恭董事長は22日、同社は過去2年間、外部環境を受けて設備投資に慎重で、今年は100億元に引き下げたと説明した。一方、今月よりメモリー大手から生産能力の増強を求められていると明かした。スマートフォン販売好調、データセンター向け需要増に加え、将来の第5世代移動通信(5G)、ビッグデータ、高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)、人工知能(AI)など向け応用で、メモリー需要が増えると見込む。
同社の第3四半期連結売上高は177億元で前期比17%増、純利益は16億元で45.1%増だった。封止の設備稼働率は85~90%、検査は70%で、ソリッドステートドライブ(SSD)のシステム・イン・パッケージ(SiP)とモジュールは90%だった。
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