ニュース その他製造 作成日:2019年10月23日_記事番号:T00086477
工業技術研究院(工研院、ITRI)産業科技国際策略発展所(産科国際所)は22日、台湾製造業の2020年生産額は19兆1,800億台湾元(約68兆2,000億円)で、前年比1.28%増加するとの予測を発表した。今年の2.98%減(18兆9,400億元)のマイナス成長予測から、台商(海外に進出した台湾企業)のUターン投資などによって、プラス成長を回復するとの見方だ。23日付工商時報が報じた。
工研院は一方、米中貿易戦争や日韓対立、英国の欧州連合(EU)離脱などの国際関係を、製造業景気のリスク要因として挙げた。
業種別の20年生産額は、IT(情報技術)電子業が6兆5,700億元で前年比2.74%増の予測。人工知能(AI)や第5世代移動通信(5G)関連製品などの需要増加が支える。この他は、▽金属・機電業、5兆3,000億元(前年比0.31%増)▽化学工業、4兆8,900億元(0.23%増)▽民生工業、2兆4,200億元(1.64%増)──。
蘇孟宗・産科国際所長(右)らは、20年は世界貿易が回復に向かうが、米中貿易交渉の行方が依然最大の変数になると指摘した(工研院リリースより)
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