ニュース 運輸 作成日:2019年10月23日_記事番号:T00086480
23日付自由時報によると、交通部鉄道局は台湾高速鉄路(高鉄)の南港駅(台北市)から宜蘭駅への延伸検討で、所要時間は13分、ピーク時は1時間に15本を運行し、延べ1万8,000人が利用できると見込んでいる。営業距離は約50キロメートル、総経費955億台湾元(約3,400億円)と想定している。
実現すれば、ルートを巡って長年決着がついていない在来線のバイパス新線「北宜直線鉄道」計画の27分(南港~宜蘭駅)よりも所要時間が短縮され、輸送可能な旅客量も増える。北宜高速公路(国道5号)の混雑緩和にも貢献する。
また高鉄の延伸案なら、計画中の汐止車両基地向けに確保している土地やインフラを活用でき、沿線住民が移転を迫られるリスクなども減る。
このため交通部内部では、在来線案よりも高鉄延伸案に傾いているもようだ。決定までには、交通部で検討後、行政院で議論が必要となる。
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