ニュース 電子 作成日:2019年10月24日_記事番号:T00086491
米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)がインテルに先立ち、7月に7ナノメートル製造プロセス採用の中央演算処理装置(CPU)「Zen2」を投入したことで、来年にかけてノートパソコン、サーバー分野でのシェア拡大が見込まれることから、同社プロセッサー採用サーバーのODM(相手先ブランドによる設計・生産)最大手、英業達(インベンテック)にも恩恵が見込まれる。24日付経済日報が報じた。
インベンテックは「AMD製品の成長性は高い」と期待を込めているが、詳細なコメントは避けた。同社の第3四半期売上高は1,287億台湾元(約4,600億円)で、四半期ベースで年初来最高だった。
証券会社によると、インテルは10ナノ製造プロセス採用のCPU投入を第4四半期に先送りしている状況で、なおかつノートPC向けに限られるため、当面AMDが競争で優位に立ちそうだ。AMDは、来年第1四半期に7ナノ製造プロセス採用のノートPC用CPU「ルノワール」を発表するとみられる。
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