ニュース 電子 作成日:2019年10月24日_記事番号:T00086493
アップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末、Apple Watch(アップルウオッチ)2020年モデルは、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と鴻海精密工業が受託生産し、当初より組み立ててきた広達電脳(クアンタ・コンピューター)は外れるようだ。24日付電子時報が報じた。
生産地は江蘇省常熟市からコンパルの重慶工場、鴻海の成都工場に移り、東南アジア移転はないとみられている。中国西部は給与水準が低い上、両社の工場が近く、アップルが管理しやすいからだ。旧モデルは中国の立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)が受注する可能性がある。
クアンタは当初、アップルウオッチの歩留まり率が上がらない上、中国の労働力が不足し、アップルの手配で鴻海が労働力を提供して必要量を間に合わせる状況だった。16年よりコンパルが旧モデルを中心に生産に加わり、19年はクアンタと受注を分け合っていたが、来年クアンタはクラウドコンピューティングに注力し、薄利のアップルウオッチから手を引くようだ。
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