ニュース 電子 作成日:2019年10月24日_記事番号:T00086497
プリント基板(PCB)の業界団体、台湾電路板協会(TPCA)の李長明理事長は23日、台湾PCBメーカーによる2020~21年の中国と台湾での生産額は3%以上の伸びが見込めると表明した。第5世代移動通信(5G)商用化、モノのインターネット(IoT)、コネクテッドカー、スマートマニュファクチャリング(スマート製造)などの需要を受けて、PCBは来年、質的にも量的にも成長すると指摘した。24日付工商時報などが報じた。
同日は業界の展示商談会「TPCA Show 2019」が開幕し、5G分野の次世代材料とパッケージング(封止)およびPCBの先進技術の展望を探るフォーラムなどが行われた。
李理事長は、PCB市場の供給不足は2割に達する見通しで、5G商用化によって来年さらに拡大するとの見方を示した。自身が総経理を務める欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)は、来年生産能力を2~3割高めると語った。
「TPCA Show 2019」には業界関連企業400社が参加した。今年は5G商機がメインテーマとなった(23日=中央社)
臻鼎科技控股(ZDT)の沈慶芳董事長は、来年は引き続きサブストレートPCB(SLP)を強化し、上半期にインドで組み立ても始めると説明した。
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