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台北101の年越し花火、開催資金3千万元足りず


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年10月24日_記事番号:T00086502

台北101の年越し花火、開催資金3千万元足りず

 台北市信義区の超高層ビル「台北101」の運営会社、台北金融大楼(台北フィナンシャル・センター、TFCC)は23日、毎年大みそかの恒例行事となっている年越し花火について、今年はビルの壁面に設置した14万個の発光ダイオード(LED)から成るイルミネーション「T-Pad」を刷新することなどから、開催費用は6,000万台湾元(約2億1,300万円)に上るが、現時点で3,000万元の資金が足りないと明らかにした。24日付工商時報が報じた。

 台北金融大楼の張振亜総経理は、スポンサー集めは従来の▽交通部観光局▽酒・たばこ大手の台湾煙酒(TTL、台湾タバコ&リカー)▽通信キャリア最大手の中華電信──などに加え、ゲーム会社や高級ブランド会社などとも交渉を進めているが、現時点で目標の6割しか達成できていないと明らかにした。

 張総経理は、今年の年越し花火の時間は昨年と同じ360秒(60秒間のカウントダウンを含む)だが、環境保護への配慮のため、打ち上げ数は昨年の計1万6,000発を下回ると説明した。