ニュース 金融 作成日:2019年10月24日_記事番号:T00086503
金融監督管理委員会(金管会)によると、台湾の市中銀行による中小企業向け融資残高が8月末時点で過去最高の6兆6,000億台湾元(約23兆5,000億円)となり、年初来2.98%増加した。台湾の経済成長率が2%台を保つ見通しとなり、銀行が融資に積極的になっているとみられる。24日付経済日報が伝えた。
建設業、サービス業向けの融資が増えており、銀行業界関係者は、台商(海外で事業展開する台湾系企業)によるUターン投資が追い風となっているとみている。
信用情報を管理する金融聯合徴信中心(JCIC)によると、市中銀行の中型企業に対する融資に占める建設業の割合は昨年8月の29%から30%に上昇。サービス業も1ポイント伸びて8%となった。
昨年末に比べ中小企業向けの融資残高が最も増えたのは台湾土地銀行(LBOT)で、417億7,000万元増加した。以下、国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)の210億100万元増、台湾中小企業銀行(台湾企銀、TBB)の181億900万元増などが続いた。
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