ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年10月25日_記事番号:T00086525
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)の翁朝棟董事長は、鉄鋼業界の景気は来年第1四半期に底を打つとの予測を示した。25日付工商時報が報じた。
同社は、景気回復に向け、▽北米やメキシコの自動車用鋼材の販路開拓▽インドの電磁鋼板材料の現地調達▽風力発電事業の推進──を業績成長の「3本の矢」とする。
北米やメキシコでの自動車向けでは、認証取得や販路拡大を急ぐ。将来は、電気自動車(EV)部品向けの鋼材も販売する予定だ。
インドでの電磁鋼板の材料は従来ベトナムから調達していたが、輸入関税10.5%がかかるので、今後インドの鉄鋼大手、エッサール・スチールからの調達に一部切り替える。
洋上(オフショア)風力発電所では、2025年までに基礎工事200件、400億台湾元(約1,420億円)規模の受注を目指す。
CSCは、9月連結税引き前利益が前月比8%減、前年同月比71.99%減の9億5,300万元で17年以来の最低だった。1~9月累計では136億1,700万元で前年同期比42%減だった。
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