奇美集団の家電ブランド「CHIMEI（チーメイ）」は、台湾製で初の120インチのアンドロイド9.0搭載４Ｋ大型スマートテレビを発表した。価格は198万台湾元（約700万円）。28日付工商時報が報じた。
余泯楽総経理は、高級マンション「宏盛帝宝」（台北市仁愛路）に住むある企業家から受注したと明かした（同社リリースより）
同社はこの他、エアコン、冷蔵庫、ドラム式洗濯機、乾燥機、壁掛け扇風機などの新製品を一挙に発表した。今年は売上高７～８％増、来年は10％増を目指す。
業界関係者は、来年１月の総統選挙が近づくにつれ、購買意欲が低下することを懸念し、家電メーカーは秋冬家電の新製品を例年より早く発表していると指摘した。
大同（TATUNG）ブランドの製品を販売する大同綜合訊電の張忠棋総経理は、60インチと70インチのアンドロイド9.0搭載４Ｋスマートテレビを販売すると語った。来年の売上高は５％増を目指す。
