ニュース 石油・化学 作成日:2019年10月28日_記事番号:T00086548
台湾中油(CPC)はインドネシアに年産能力100万トンのナフサ分解プラントと石化プラントを建設する投資計画を董事会に提案する予定だ。年内に同国の国営石油会社プルタミナとの覚書(MOU)締結を目指している。28日付工商時報が報じた。
CPCは昨年10月、プルタミナと枠組み協定を締結。ジャカルタから200キロメートル離れた、国営製油所のある工業団地の用地を借り受けてプラントを建設する計画だ。投資額は約2,000億台湾元(約7,100億円)の見通し。
CPCが第三者機関に委託して投資計画の評価を行ったところ、予想利回りは基準の12%に達した。また、CPCから原料供給を受ける▽国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)▽聯成化学科技(UPC)▽中国人造繊維(CMFC、中繊)▽台湾石化合成(TASCOケミカル)──など7~8社が同計画への参加意向を表明した。
出資比率は、CPCとプルタミナが各45%で、残り10%は台湾の川中、川下メーカーとなる見通しだ。
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