ニュース 食品 作成日:2019年10月28日_記事番号:T00086549
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の統計によると、2018年に中国から輸入された食品の水際検査不合格率は3.09%に上り、輸入元上位10カ国・地域で最も高かった。27日付自由時報が報じた。
18年の食品の輸入検査申請量は約68万3,000ロットで、うち日本からの輸入食品は最多の23%を占めたが、実際に検査された2万5,244ロットのうち154ロットが不合格となり、不合格率は0.61%で最低だった。一方、中国からの輸入食品は全体の12%を占め、実際に検査された4,407ロットのうち136ロットが不合格となり、不合格率は3.09%で最高だった。
TFDA北区管理中心の陳慶裕科長によると、中国からの輸入食品で不合格率が最も高かったのは麻辣(マーラー)鍋に使用される▽砂仁(シャジン)▽烏梅(ウバイ)▽ナツメ▽クコ──などの生薬や花椒(カショウ)などの香辛料で、不合格の原因は基準値を上回る残留農薬の検出、プラスチック容器からの溶出試験不合格などだった。
陳科長は、今後も高い不合格率が続く場合、検査実施率を最大100%に高めて管理を強化すると表明した。
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