ニュース 運輸 作成日:2019年10月28日_記事番号:T00086553
中華航空(チャイナエアライン)傘下の格安航空会社(LCC)、台湾虎航(タイガーエア台湾)の旅客機で22日、燃料漏れが見つかったことに関連し、台湾中油(CPC)の作業員が標準作業手順(SOP)に従わずに給油作業を行った結果、給油口が破損していたことが判明した。しかも、CPCは事実関係を隠し、単に「燃料漏れ」とのみ通報していた。26日付蘋果日報が伝えた。
CPCの広報担当者は「確かに作業ミスがあった。既に内部管理を強化した」とし、早ければ28日にも改善検討報告を提出すると説明した。
作業ミスは旅客機に給油を行う作業車両で起きた。当時は旅客機との給油管をつないだまま、車両を移動させたため、機体の給油口が破損した。本来は給油管をいったん取り外した上で車両を移動させる必要があった。
桃園国際空港では年初来、地上業務で6件の事故が起きている。うち4件が人為的ミスだった。CPCが関与した事故は3件で、うち2件が人為的ミスだった。
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