ニュース 運輸 作成日:2019年10月28日_記事番号:T00086555
台北都市交通システム(MRT)環状線の第1期区間(西環段、大坪林~新北産業園区)で25日、台北・新北両市政府の捷運工程局が実地検査を行い、緊急通話器の音声の質の改善など12件の要改善項目と13件の注意項目、7件の改善提案項目を指摘した。新北市捷運工程局の李政安局長は、11月初めの交通部による再検査を経て、年内開通を目指すと語った。26日付中国時報が報じた。
環状線第1期区間では、10カ所のカーブに自動給脂装置を設置し、高周波騒音を低減した(25日=中央社)
検査は機電や土木など3組に分かれて総勢100人以上で行った。乗客の動線や駅の構造、車内設備を確認した他、変電所の故障による停電の際の、指揮センターによるシステム復旧対応などの模擬テストも実施した。
李局長は、検査の総括会議で、▽乗り換え表示の改善▽列車の可用性の現時点の85%から90%以上への引き上げ▽ホームの信号通信の安定維持▽緊急救助要請通話システムと駅設備の防護改善──などの指摘が出たと説明。その上で、改善に要する期間は2週間との見通しを語った。
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