ニュース 公益 作成日:2019年10月28日_記事番号:T00086556
製紙大手の正隆(CLC)の鄭舒云董事長は、会社設立60周年を迎え、「次の60年は循環型経済で勝負が決まる」と述べ、グリーンエネルギー産業の発展に全力で取り組んでいく意向を示した。28日付工商時報が伝えた。
鄭董事長は、同社は風力発電や太陽光発電を導入し、再生可能エネルギー発電による環境付加価値を証券化した再生能源憑証(グリーン電力証書、REC)を6,785枚取得したと説明した。来年操業を開始する高雄市の燕巣工場にも太陽光発電を導入する他、2021年に操業を開始する新竹県の竹北工場ではバイオマス発電を導入する予定だ。
同社は、昨年から循環型経済に向けた設備投資に毎年50億台湾元(約178億円)を投じている。この金額には燕巣工場(21億元)、竹北工場(10億元以上)の投資は含まれない。さらにベトナムでも同様の取り組みを拡大していく。
鄭董事長は「長期にわたり資源回収リサイクルの経営モデルで循環型経済と省エネルギー、温室効果ガス削減に取り組んできた。エネルギー資源の統合と最適化利用の推進において、製紙業界で最先端を走っている」と述べた。
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