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9月景況感指数、主要3産業とも下落


ニュース その他分野 作成日:2019年10月28日_記事番号:T00086557

9月景況感指数、主要3産業とも下落

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が25日発表した9月の営業気候観測指数は▽製造業、94.67ポイント(前月比1.27ポイント下落)▽サービス業、89.23ポイント(1.67ポイント下落)▽建設業、97.96ポイント(2.4ポイント下落)──といずれも下落した。主要3産業の企業の多くが今後半年間の景気が横ばい、または悪化すると予測している。26日付工商時報が報じた。

 台湾院景気予測センターは、半導体業界は受注好調が続いているが、今年は電子製品向けの調達が例年に比べ早い時期に始まったため、9月は予想より低調だったと分析した。一部電子部品は供給過剰に改善がみられず、生産調整が続いている。

 従来型産業の企業は今後半年間の見通しを不安視しており、サービス業も悲観に転じた。

 建設業では、今後半年間の景気を悲観する企業の比率が30.6%と、前月の17.6%から大幅に上昇した。