ニュース 電子 作成日:2019年10月29日_記事番号:T00086568
韓国・電子新聞(ETニュース)の28日報道によると、サムスン電子が新規建設中の平沢(ピョンテク)第2工場(京畿道)と中国・西安第2工場(陝西省)向けに半導体製造装置の発注を開始した。DRAMとNAND型フラッシュメモリーの生産拡大を約1年ぶりに図るもので、中国・長鑫存儲技術(CXMT)が今年末にDRAMの量産に入ることと合わせて、台湾の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)などの業績に影響を与えるとの懸念が証券会社から出ている。29日付経済日報が報じた。
サムスンによる平沢第2工場への設備納入は来年第1四半期からで、DRAM生産のウエハー投入枚数が月間約1万枚増加する。西安第2工場ではNANDフラッシュ用のウエハー投入枚数が月間約2万枚拡大する。西安へは韓国国内の余剰設備も移転する方針だ。また、西安にウエハー投入枚数月間4万枚規模の設備を追加設置することも検討している。
サムスンはDRAMとNANDフラッシュで共に世界市場の4割以上を占める。生産拡大が市場動向に影響を与えることは必至とみられる。
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