29日付工商時報によると、台北のレストランを格付けしたガイドブック「ミシュランガイド台北」を発行する仏ミシュラン社に交通部観光局が協力し、今後５年で台中、台南、高雄などのレストランも対象とするようだ。
観光局は、予算約5,000万台湾元（約１億8,000万円）を計上し、調査員の飲食費用などを支援するとされる。まず「ミシュランガイド台中」を発行する可能性が高い。
ミシュランガイドは日本で、北海道、広島などのレストランを対象に、毎年の継続調査を行わない「特別版」を発行している。台中、台南、高雄などが特別版となるか、通常版となるかは不明だ。
タイでは、2018年バンコク版に続き、19年にエリアを拡大してバンコク・プーケット・パンガー版を発行した。20年にはチェンマイを含む計画とされる。台湾版も同様の手法となる可能性がある。
