ニュース 金融 作成日:2019年10月29日_記事番号:T00086580
金融持ち株会社、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)傘下の国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)と国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)は28日、「オープンバンキング」解禁の流れを受け、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を通じたインターネットサービスの融合を開始した。29日付工商時報が伝えた。
国泰世華銀のネットバンキングのアカウントとパスワードがあれば、認証手続きを経て、国泰人寿のネットサービスを利用できるようにするもので、保険契約の変更などを行うことが可能だ。
国泰人寿によると、同社の保険契約者のうち、国泰世華銀の顧客が40~50%を占めるという。これまで国泰人寿のネットサービスを利用するには店頭での手続きや認証キーが必要で、利用者は保険契約者の20%にとどまっていた。
今回のサービスは、金融監督管理委員会(金管会)保険局が今年初め、系列の銀行のネットバンキングアカウントを身分認証手段として活用することに同意したことで実現した。その後、法規面、セキュリティー面などの問題をクリアし、サービス開始にこぎ着けた。この種のサービスを開始するのは、金融グループ各社で初となる。
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