ニュース 政治 作成日:2019年10月29日_記事番号:T00086588
蘋果日報が毎週行っている総統選挙の世論調査で、国民党の韓国瑜高雄市長の支持率が27.8%へと前週比5.5ポイント上昇した。それでも民進党の現職、蔡英文氏の40%(0.5ポイント下落)を13週連続で下回り、10ポイント以上の差を付けられたのも9週連続となった。同紙が29日報じた。
韓氏の支持率上昇は、大学生・大学院生の1年間の海外交換留学の費用を政府が半分負担するとの主張が、若者層に歓迎されたためとみられる。今週は韓氏の支持率が5.5ポイント上昇した一方、支持者を明らかにしない回答が5ポイント減少した。韓氏は先週多くの政策アピールを行っており、有権者の耳目を集める効果はあったようだ。
一方、蔡氏の支持率は40%台前半で横ばいが続いており、韓氏の失言などに期待をかけるのではなく、具体的な政策アピールに注力すべきとの指摘も出ている。
なお、総統選と同時に行われる立法委員選挙では、国民党の選挙区候補への支持率が29%と、前週比9.5ポイント下落した。韓氏への支持が振るわないことが影響したとみられる。
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