ニュース 電子 作成日:2019年10月31日_記事番号:T00086617
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が30日発表した第3四半期の粗利益率はマイナス0.4%で、7年ぶりにマイナスに転じた。純損失は39億8,700万台湾元(約143億円)と3四半期連続の赤字で、第1~3四半期合計では100億元を超えた。出荷枚数は増加したものの、価格下落によって赤字が拡大している。31日付経済日報などが報じた。
第3四半期連結売上高は700億5,000万元でほぼ前期並みだった。大型パネル出荷枚数(AUOは10インチ以上)は2,867万枚で前期比5.5%増、中小型パネル出荷枚数は3,560万枚で7.8%増だった。
彭双浪(ポール・ポン)董事長は、第4四半期の後半から非需要期に入るため、しばらく供給過剰が続くとの予測を示した。同社は、第4四半期は出荷枚数が減少するとの予想の下、非需要期を利用して保守点検や新製品の試験量産を行う。設備稼働率の引き下げを初めて明らかにした格好だが、下げ幅は不明だ。
彭董事長は、パネル業界にとって経営困難な1年だったと述べた(30日=中央社)
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