ニュース 電子 作成日:2019年10月31日_記事番号:T00086618
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)のネットワーク通信事業部幹部の潘修玉氏らが最近、新金宝集団(ニューキンポグループ)に移籍した。業界関係者は、潘氏がペガトロンの大口顧客と緊密な関係にあったことから、今後の受注に影響が出ると予想している。31日付工商時報が伝えた。
ペガトロンのネットワーク通信部門は年間売上高が400億~500億台湾元(約1,400億~1,800億円)で、同社全体の売上高(昨年1兆3,000億元)に占める割合は4%にも満たないが、粗利益率は高く、利益に大きく貢献している。仮に受注を失えば、収益に直ちに影響しかねない。
潘氏は移籍先の新金宝で行銷長(マーケティング責任者)に就任した。業界関係者によると、ペガトロンのネットワーク通信部門の主要顧客はサジェムコム、テクニカラー、アリスと同グループのペースなどで、いずれも潘氏と関係が深いことから、ペガトロンは欧米に経営幹部を派遣して顧客のつなぎ留めを図っている。
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